”落語に見るお見合いの流れとは?”
俺、俺通信で自分の事ばかり話す方がいますが、
落語を参考にすると、落語の話の流れは、一般的に以下の三つの構成で成り立っています。
- マクラ(枕)
- 導入部分です。
- 自己紹介や、季節・時事の話題、世間話、軽い小咄などを話し、観客の緊張を解きほぐします。
- 本題(演目)に入るための雰囲気作りや、本題で出てくる古い言葉などの解説をさりげなく行うこともあります。
- このマクラを通して、その日の観客の反応を探り、演目を決めることもあります。
- 本題と関連した話題を振ることで、観客を落語の世界に引き込みます。
- 本題
- 物語の中心となる部分です。
- 落語家が一人で複数の登場人物を声色や仕草で演じ分けながら、会話を中心に物語を進めます。
- 扇子や手ぬぐいを小道具として用いることもあります。
- オチ(落ち)またはサゲ(下げ)
- 噺の結末です。
- 気のきいた洒落や語呂合わせ、機転の利いた言葉などで話を締めくくります。
- オチ(サゲ)には、地口落ち(ダジャレ)、考え落ち、逆さ落ち、とたん落ちなど様々な種類があります。
この「マクラ → 本題 → オチ」という流れで、一つの落語(一席)が構成されます。
お見合でも、枕→雰囲気つくりで自己紹介や、季節・時事の話題、世間話などを話し、お相手の緊張を解きほぐします。
本題では、男性会員ならば、わずかなお見合い時間を聞き上手で自分の事は話さず、お相手会員の話に耳を傾けましょう。
これで、また会おうと思わせお見合い成功間違いなしです。
